W-Staff Blog:中継今昔

先日はこちら↓の生配信してきました。

渋谷のbarからクルマでスタジオまで移動、
そしてスタジオでライブとアフタートークと全てシームレスに生でつないで配信と、
この時代だから出来る手法でやったわけですけど、
思い起こせばO.A(今回の場合は配信)の状況が分からず中継に入るのは久しぶりだなと思ったわけです。
(実際には配信は携帯で見られるのですが、画像圧縮と回線状況の影響で約1分ほどの遅延が生じるので
現場では混乱してしまうのであえて見ません)

ここで閑話休題。

スタジオ収録番組の中での中継コーナーの歴史を…(大げさだな(*^^*ゞ)
まだ携帯電話のない時代…
中継先に小型中継車を用意、そこに臨時電話の工事を電電公社に(まだNTTになっていません)依頼して、
ダイヤル式電話を引いてスタジオの副調整室のタイムキーパーとインカム代わりに電話で話ながら中継していました。
電信柱のそばに中継車を止めて電信柱から直接電話線を引くこともありました。

携帯電話が世の中に出てきてからも、多分、やり方はそんなに変わってなかったと思います。
電電公社はNTTになってます。

大きく変わったのは、地デジになってワンセグ(今はありませんが)が出来てからですかね。
機材も小さくなりましたし、何よりも中継先でO.Aの進行状況が確認できるので気持ちに余裕が持てるようになったことですね。

デジタル化が進んでからは、インターネット回線やら光回線を使えるようになったので
中継先の建物にそういった設備があれば簡単に中継できるようになったのですごく楽になりました。

携帯も3G,4G,5Gと進化したら携帯電話回線を使って、走っている車の中からも中継できる時代となりました。
いやぁ、技術の進歩ってすごいですわ。
あとはスタジオからの送り返し(O.Aの進行状況とコミュニケーションライン)がリアルタイムになれば完璧だなって、現場のスタッフと話していたら「この中継自体もリモートで家から出来るようになるんじゃないですか?」って、たしかにそうかも知れないなと思った次第です。

さて、来週も名古屋から「2021Tour かみふれ!Final~1年前の私たちへ~」
https://eplus.jp/sf/detail/3240490002-P0030010P021001の生配信やってきます。

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